明日は投票日です

Date: 2007-07-28 (Sat)

選挙関連のニュースの「マスイン」、マス・インタヴューを観ていると、投票に行かない理由として、次の二つの言葉がよく聞こえて来る。

「私の一票では変わらないし」

「入れたい人がいないから」

本当に、頭に来る物言いだ。
「一票では変わらない」のは当たり前だ。特別僅差でもない限りそうだろう。しかし、その積み重ねが民の声、意思表示として山を動かしていくのだ。自分一人が何をしても変わらないと言い切る感性は、自分一人がやめたって環境が良くなるわけじゃないとゴミのポイ捨てや廃液の垂れ流しを続ける事と同じではないか。

「入れたい人がいない」のも当たり前だ。馬鹿丸出し、白馬にまたがった王子様が現れるとでも期待しているのか。如何に消極的選択であっても、少しでもましな候補者、あるいは自分と反対の事を主張している、あるいは嫌いな候補者の対抗馬に投票すれば良いだけの事だ。

自分の持っている一票の権利を放棄しただけの気持ちになっていても、実は自分と反対意見を持っている人が投じた票の重さをも増すということも考えてほしい。

特別な事情があるわけでもないのに、歩いて数分の投票所に行って、紙に固有名詞を二つ書くだけという簡単な作業で権利を行使できるのにそれすらしない者は、年金だけではない、税金や、交通や、食品や、住宅や、教育や、戦争に文句を言う資格は無いと私は考える。


  五代目 桂米團治
Date: 2007-07-29 (Thu)

汐留のとある写真スタジオでからすみを食べながら。
打ち合わせの時に「つまみに好みはありますか」と問われ、ウィスキーならからすみを、冗談で答えたところ、わざわざ福岡から辛子からすみを取り寄せてくださったらしい。ピリ辛で止まらなくなってしまった。

桂小米朝さんが記者会見。「五代目桂米團治」襲名。おめでとう!

米朝師匠の師匠の名前、御大自ら乗らなければあり得ない話、良かった良かった。

先代の桂小米朝が次に名乗ったのは「月亭可朝」という事から考えると、なかなか幅のある名前ですなあ。


  からっぽの湖
Date: 2007-07-18 (Wed)

ホテルをチェックアウトして、NHK大阪放送局へ。10月から始まる朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の衣装合わせ。プロデューサーが丁寧な人で、わざわざ大阪から大銀座落語祭の高座を観に来てくれた。

タクシーで四ツ橋へ。性懲りもなく「ラクシュミ」へ一目散、20分ほど並んでキーマと野菜カレー。私が並んでものを食べるというのは、立食パーティー以外では考えられない。

のぞみで帰京。

深夜まで「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。

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ちょっと宣伝……。

AGAPE store #12
『からっぽの湖』

作:桝野幸宏  演出:G2
出演:松尾貴史 片桐仁 坂田聡 菅原永二 ぼくもとさきこ
久保酎吉 田中美里

2008年2月8日(金)~17日(日) 東京 紀伊國屋ホール
2月20日(水) 盛岡 盛岡劇場メインホール
2月23日(土)~26日(火) 神戸 オリエンタル劇場
2月28日(木) 広島 アステールプラザ 大ホール
3月1日(土)~3月2日(日) 北九州 北九州芸術劇場
3月3日(土) 都城 都城市総合文化ホール

発売日 東京・神戸公演 2007年12月9日(日)
料金  東京・神戸公演  前売り 5,800円(全指・税込)http://www.g2produce.com/agape/12/index.html


  えらぼーと
Date: 2007-07-17 (Tue)

のぞみで新大阪へ。読売テレビで「ミヤネ屋」生放送。

朝日新聞取材。大阪版の夕刊でたまにやっているらしい「大阪世界遺産」で「中島らも」が認定される模様。ほとんど書けない、載せられない内容がどうまとめられるかなあ。

北新地の「かづ田」で夕食。背後のキャビンアテンダントの集団の発声が素晴らしい事、90デシベルぐらいか。それで、金の話、セックスの話、離婚の話、人買いの話を強烈に展開なさる。絶対に男は女性に勝てません。

割りと早めにホテルへ帰還。朝日ニュースターのニュース解説番組を観ながら就寝。

下のURLは、どこに投票すれば良いか迷っている人、分からない人、決心を固めたい人の為のお遊び。是非一度お試しを。http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/


  大銀座落語祭、打ち上げ
Date: 2007-07-16 (Mon)

「スーパーモーニング」生放送中の10時13分、頭上に吊られているおびただしい照明機材が大きく揺れ始め、出演者一同に緊張感。偶然にも耐震不足の学校の建物に関するVTR中だったので、スタジオに戻ったときのカメラワークやら展開を検討していたら、ニュースに引き取られてしまい、番組は終了。

西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーション録音。

新橋の制作会社でフィッティング。

銀座へ。
吉坊特派員に打ち上げ会場をリークしてもらい潜入。出たから良いじゃない。

小佐田定雄先生発見!手拭いを頂いた。

その後うろうろ、小朝、志の輔、鶴瓶、昇太、正蔵、花緑、木久蔵、小米朝、小枝、呂鶴他、各師匠、初花君、きくお君、ナンチャン入り乱れる選挙戦。嘘。調子に乗ってナンチャンと妙な企画で盛り上がり。

桂小米朝さんからは、「あの事」が具体化しているお話を聞き、喜ばしく。

自由解散との囁きが広まる中、志の輔さんの車に潜入してbarーclosedへ。


  大銀座落語祭「芸能人らくご大会」
Date: 2007-07-14 (Sat)

明るいうちに到着すると、まだ準備ができていないとのこと、それはそうだと駐車場入り口で待ちながら車内でネタ繰り。

楽屋に入ると、小朝師匠らがいすを並べたり段どったり。

八方師匠やきん枝師匠の後という事で、勝手に恐縮し続ける。

コロッケに何やるのと問えば、「文七元結」!これこれ、一時間かかるぞお。

実際、一時間近く。私が上がる時にはすでに終了予定時間を過ぎていたので、これはもうテンポアップしかないと頑張りました、マクラも入れて25分。

いやあ、楽しかったなあ!

楽屋へは友人たち、事務所の面々、原田芳雄さん、タカハタ秀太監督らが。皆さん、ありがとう。

猫ひろし「動物園」
光浦靖子「マキシム・ド・呑兵衛」
渡辺正行「黄金餅」

仲入り

コロッケ「文七元結」
松尾貴史「はてなの茶碗」


  投票日放送用「松尾堂」
Date: 2007-07-12 (Thu)

朝目を覚まして、相当の寝不足が続いている事を自覚。仕事が忙しいなんて言い分けはなし。飲まなければ良い。

NHKでFMの「トーキング・ウィズ・松尾堂」録音。まさに今日、「星新一 一〇〇一話をつくった人」(新潮社)で、第29回講談社ノンフィクション賞を取ったばかりの最相葉月さんと、「サード・ラブ」プロジェクトを展開中のサンプラザ中野/Bさんがゲスト。最相さんは20年程前に中島らもさんとリリパット・アーミーを旗揚げした時に観に来てくださったらしく、楽屋でお会いしているのだそうで、今日は2回目との事でたいそう驚いた。中野さんは同い年だけれども、何か大人だなあと思わせるところと少年だなあと思わせるところが混在する人だ。

ちょっと、政見放送の収録スタッフルームを社怪見学。もうあらかた終わっているようだけれど、明日もあるらしい。ドクター何とか氏は済んでいた。経歴、面白い。

東急ハンズでプチ買い物。

向かいの「ルノアール」で、秋本奈緒美・原田篤夫妻と、G2
プロデュースのサイトに掲載するAGAPEstoreについての対談というか鼎談というか。いつも観てくれてありがとうございます。


  留萌のサクランボ
Date: 2007-07-11 (Wed)

ホテルから「インディアンカレー」に電話をかけて開店時間を問えば、「11時前からです」とぼやかされたから、わざと10時半に行ってみたら、一瞬戸惑いながらも入れてくれたので、11時には店を出て新大阪11時30分発に間に合った。

帰還後、作業。

夕刻より「新・話の泉」公開録音。

いつものように打ち上げ…。

その後、お世話になっている渋谷のバーへ。流通の技術が上がって東京でも食べられるようになった、皮の薄い上品で爽やかな北海道留萌産のサクランボとウィスキー。

ある偉い人は、討論番組に出るのに、駐車場を9台分要求するらしい。そのうち2台はメイクさんたちの車で、4人が現場にべったり。そんなことしなくてもメイクさんは局にもいるのに。

そのメイクさん達が、本番に向かうぼっちゃんを拍手で送り出す異様な光景。
喜び組と金正日を笑えるか?

末期症状だな。その結果があの顔色とは。


  新型車両
Date: 2007-07-10 (Tue)

新型ののぞみで大阪へ。便座を上げるスイッチというかセンサーが見あたらない。勝手に上がるらしい。下ろす時に汚いからちゃんと持たないで落とすだけの人が多くて壊れるのかな。

読売テレビで「ミヤネ屋」生放送。宮根氏は夏休みらしい。

高野孟さんと2人で法善寺横町へ。「美加佐」で偶然遭ったテレビ朝日の「スーパーモーニング」のスタッフと関西テレビ「アンカー」のプロデューサーと、「路」というバーへ。

壁に米朝、文枝、春團治、松鶴、各師匠の写真が……。


  兵庫のおじさん、立候補
Date: 2007-07-09 (Mon)

おじさんは、どこまでも中立で、公正を期するそうですので、応援しないでください。意味が分かりません。

打ち上げの日本酒が残った頭で六本木のテレビ朝日へ。「スーパーモーニング」生放送。コメンテーターのバランスが面白い。ワイドショーが「キューマ危機」や「赤城の首も今宵限り」ネタを扱う時間が減るので、羽賀研二の逮捕を一番喜んでいるのはyo党だろうなあ。次がAさんか。

帰還後、うだうだしながらまた青山へ。相当長くなっていたので髪を切る。店の人がマッサージをしてくれるのだが、

「ちょっと力入れるんで痛いと思いますけど大丈夫ですか」

と嬉しいことを言うので期待していたら、優しいの何の。

西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。http://www.youtube.com/watch?v=sJACwH7auEE


  門前仲町/落語馬花の会
Date: 2007-07-08 (Sun)

門前仲町の「門仲天井ホール」で、「落語馬花の会」に飛び入り、というのはおかしいけれど、お客様にとっては突然のゲスト扱い、失礼ながら「出稽古」をさせて頂いた。

以前から柳家初花君から誘われて、どうにも中途半端で申し訳ないと明言を一日延ばしにしていたけれど、ご迷惑をかけてはいけないので、先週ご返事を申し上げていたが、ちょっと黙れば口に蟲が湧く私が、誰にも言わず出させて頂いた。馴染みや知り合いが客にいると安心してしまうので自分の試験にならぬと思い、口コミの告知もご遠慮頂いた。

数年ぶりの高座、それもうろ覚えの落語はすこぶる緊張感があって、楽しい人体実験。

終了後、出演者、スタッフ揃っての打ち上げ。みんなが会を楽しんで作っている感じが微笑ましい。春風亭正朝さんのディープな落語会事情に聞き入る……。


  札幌「らっきょ」「yellow 」
Date: 2007-07-05 (Thu)

案の定、JAL機に乗り遅れた。
13分前に着いたが、15分前までしか受け付けられないと。ごもっとも。

30分後の次の便にキャンセル待ちで乗り込む。昨日も新幹線に乗り遅れて、ギリギリ人生が露呈。

隣りの座席の女性が、どうやら原子力発電関連の仕事をしているようで、必死に六ヶ所村関係の資料を穴の空くほど凝視している。

「札幌らっきょ」というスープカレーの名店で取材。カレーの付け合わせでラッキョウが出るのかと思っていたら、気配は全くせず。社長が「井出」氏なので、「らっきょ」なのだと。このこだわりのなさが最高だ。

帰りにレトルトのシーフードスープカレーを頂く。この商品はもう製造中止らしい。作っていた会社が「加ト吉」絡みの出資をしていたとかで、あおりを食ったらしい。

社長の井出さんから、デートに使うカップルの本能を伺った。女性を伴って来る時は、男性はいつもより辛い段階のものを注文して、彼女から尊敬されるべく汗だくになって喰うらしい。

移動中、ロケバスに当たり屋のような事をやったホスト。気の毒な存在だなあ。

イエローへ。
豚骨と鶏ガラ。満腹。


  並んでまで食べたい……。
Date: 2007-07-04 (Wed)

昨日から心に決めていた、四ツ橋の「らくしゅみ」で、チキン野菜カレー。11時半からの開店に合わせて、15分前に行くともう15人がならんでいる。1分に1人だ。意味はない。雨の中、傘をさして並ぶ動機の強さはよほど美味いから来るのだろう。並んでいる間に店の奥さんとおぼしき店員が、行列の前の人から順番にオーダーを取りに来る。私のような初心者には丁寧に説明をしてくれて、好感度が高い。

店内は16人ほどが座れるので、16番目立った私は初回のメンバーに加わる事ができた。もう店外には行列ができているようだ。

携帯電話で写真を撮る準備をしていると、大きめの、よくある円形のインド風金属皿に盛られたカレー登場。

美味い。旨い。辛い!「ハチ」のような極端な辛さではないにしても、これは強烈、なかなか食べ応えがあった。

カレーが出て来たのが11時45分くらいなので、12時30分ののぞみには間に合いそうにない。じっくり味わわせて頂く。

結局、新大阪に着いたのが12時33分。その後ののぞみも空いていたので問題なく、燃える胃袋を愛でつつ帰京。

夕刻より、麻布十番で「スマステーション!!」ナレーションの録音。

その後、西麻布で「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。深夜まで。

談志師匠に作って頂いた春秋用の着物一着しかもっていないので、大銀座落語祭用に夏用の着物を新調する段取りを。これは間に合うのか?もちろん採算も取れません。押さえとしてどこかで吊るしを買おうか。


  スーパーとスカパーとスタジオと
Date: 2007-07-02 (Mon)

テレビ朝日で」スーパーモーニング」生放送。

青山トンネルそばのカフェで、ぴあの月刊スカイパーフェクTV!取材。

続いて、東京ニュース通信社のスカイパーフェクTV!ガイド取材。

渋谷で、「兵庫のおじさん」イベント用映像の当てレコ。YOU TUBEあたりで流れます。

須田さん、高橋さんと「清香園」で焼き肉。美味くていろいろ程が良い。近所の「P」とは違うなあ。ご主人の人柄か。
なぜか新宿のゲイバー「白い部屋」へ。色んな意味でインパクトが。

ショウタイム直前に鳥肌実氏発見。


  劇団スウィカ「東風コチ夕立土用波」
Date: 2007-07-01 (Sun)

deborah.で、衣装打ち合わせ。

赤坂の「レッドシアター」で劇団スウィカ公演「東風コチ夕立土用波」観劇。

こういうものが日本を救うと、妙な言い方だけれども思わせる、素敵な芝居。奇をてらうわけでも、人目を引く派手な演出があるわけでもない、絶妙な抑制の利いた真っ当な芝居の中に、気がつけばどっぷり浸かって身内になる、昔私たちが近所の人達と身内意識を共有した懐かしい感覚を呼び起こして、ほのぼのと笑っている間に、気持ちが浄化される気分になれる。

あまり心地よいので、毎日のようにやっているとおぼしき打ち上げに参加。オオカミゲーム興じる間に、気がつけば終電間近。明日は「スーパーモーニング」で5時半起き、後ろ髪を引かれる思いで退散。


  トンデモ本大賞
Date: 2007-06-30 (Sat)

霞ヶ関のイイノホールへ。

テレビで落語を見ていると、ここのホールで収録されている事が多い。落語をやるにはやや大き目かな。古いビルで、どこで駐車券を撮れば良いのか分からない。ゲートのようなものがないのでのろのろ地下へ降りていくと、駐車場のおじさんが追いかけて来たようで、「上で取らなきゃ駄目だよ!」と叱る。なんでい。こっちはしばらく停まっていたのに、車が来ても気がつかないおじさんが怠慢じゃないの。

地下の喫茶でコーヒー。美味い。しかし、テレビで松平健さんの魚をさばく映像を観ながらだと気分が微妙。

唐沢俊一さんからご招待を頂いたトンデモ本大賞選考会。7階の会場は、読書好きの皆さんが集結。すごく熱心な空気が充満していた。何に熱心かと言えば、「笑い」「嗤い」なのかな。と学会関連の書籍やグッズもロビーで販売されていて、なかなかの人気。初めてなので、ただきょろきょろ。

開演までの客席の、本を読んでいる人の割合が極端に多い事、他の芝居や演芸ではこんな光景は見られない。

内容はすこぶる面白く、興味深く。と学会の皆さんの研究発表は、情報整理がされていて、無駄がない。揃いも揃って話術が達者。いや、勉強になった。

そして、観客の笑い声のまとまりの良い事。どかん!と来て、しゅっ!と収まる。香港の映画館でコメディを観ているような心持ち。どかん!しゅっ!なので、次のコメントを聞き逃す率が少ない。客も心得ているのだ。しかし、その一斉に笑える観客の水準が一定レベルを超えているからこそのまとまりだろう。

時間がなく結果発表まで観られず。残念。途中退席し、成城での会合。スプーン6本を曲げ、投げ曲げ、捻り、捻り、切り、切る。

唐沢さんたちが打ち上げの何次会かを幡ヶ谷でなさっていると聞いていたので、そこへ合流。蟻の焼酎やらスッポンでおもてなし頂く。占い師の「稗田おん(梵字なので表記不能)まゆら」さんという方にピンク色の名刺を頂く。

しばらくすると、また挨拶に来られた。名刺は貰ったような気がするけれど、こちらも酔っていて判然としないのでまた頂く。ピンクだ。

今、私の手元には、ピンクの名刺が5枚ある。


  若年寄の会
Date: 2007-06-28 (Thu)

自宅で原稿など。

出発直前、事務所から素晴らしい朗報が届く。本当に良かった。

飛び込みで、「タンメン ギョーザ」と書いてある店に入り、湯麺と餃子。相当の味自慢のような雰囲気だけれど、まことにもって大した事はなく、さもありなんという感じで、見えにくい角度の店内テレビの音声で宮澤喜一さんが亡くなった事を知る。

紳士だったなあ。1度だけ、会話もしていないけれど、突進して吹っ飛ばした事がある。大学の頃、阪急西宮北口駅前にある「サンボア」というカレー屋へ急ぎ足で向かっていると、折しも選挙期間で、当時大臣だった宮澤さんが選挙カーの上で応援演説する為に地上で出番を待っていた。人ごみをすり抜けるのが得意な私だけれど、頭の中がカレーだけになっていたのか、小さなおじさんにすごい勢いでぶつかってしまい、彼はそのまま飛んで倒れてしまった。次の刹那、私はイヤホンをつけたごつい男たちに取り囲まれ、すわ逮捕の雰囲気、しかし、その大男たちの間から「いやいや、失敬。すみません」と顔をのぞかせて、謝る宮澤さん。こちらがぶつかったのに、その一言でテロリストと間違えられそうになった私を救ってくれたのだった。今から思えば、さすが鳩派、憲法9条堅持。ともあれ、ご冥福をお祈りします。

横浜のにぎわい座「のげシャーレ」で、桂吉坊君と柳家初花君の二人会「若年寄の会」鑑賞。

初 花       新 作
吉 坊       胴切り
初 花    ちりとてちん

===仲入り===

吉の丞       稲荷車
吉 坊       遊山舟

内容充実。
これを1800円で観られる日本人に生まれてよかったと、満席の観客がそれぞれ考えながら帰宅する。美しい愛国心が芽生えて、良かった良かった。

出演者の3人に,お茶子をつとめた談春門下のこはる加わり、観客として参加したbar-closed常連と10人ほどでわざわざ桜木町から駒沢大学まで移動して打ち上げ。


  ZARDの坂井泉水さんを偲ぶ会
Date: 2007-06-27 (Wed)

肥後橋のカレー屋でビーフカリー。
ご主人が嬉しそうに、9月に女児が生まれる予定だと語る。名前の付け方で悩んでおられるようで、緩~い助言。

コスメ目当ての女性でごった返す大阪駅のマツモトキヨシで歯ブラシとデンタルケア用品を衝動買いして、のぞみで帰京。

帰還後、着替えて坂井泉水さんのお別れ会へ。
BEINGのMさんという方が至れり尽くせりのアテンドをしてくださり多謝。レースクイーン時代ではなく、ZARDになってからの彼女と仕事の付き合いがあったと言う事に驚愕された。よほど珍しい事らしい。本当に愛されていた事が分かる素晴らしいお別れ会だったと思う。4万人が来場したとか。

献花料の名目で献花料袋を出そうとすると、「ご辞退申し上げております」と。BEINGの紙袋を手渡されたので中を覗き込むと、会葬御礼とともに「ゴールデン・ベスト」やライヴのDVDが。申し訳ない。

合掌、黙祷。

三宿で衣装の打ち合わせ。

世田谷で、ブレスト会食。おじさんに「あんな事」をやらせてみようかと。


  ニューヨーカーでもないし。
Date: 2007-06-26 (Tue)

もう、権力におもねるしか生きる道がないそうな。

専門家たちの間でも、現場をなにもわかっていない、記号的キワモノで、もう後がないから仕方なくその道へ、という事らしい。なるほど。

若い時には反抗し、大人になってからはすり寄る。気持ちは分からないでもないけれど。しかし薄っぺらい王様の周りには薄っぺらい手駒が寄るなあ。

「ミヤネ屋」生放送。

繁昌亭にでも行こうかと思えど、5時開演とのことで、諦めてNHKの方と打ち合わせ。


  歩いて稽古
Date: 2007-06-20 (Wed)

大阪からのぞみで帰京。

新横浜についたから帰京ではないなあ。帰浜。でも横浜に住んでいないのだから帰京。

国分寺にある東京経済大学で講演。
びっくりした。経済大学なのに、学生は経済の語源を知らない。聞いたら誰も手を挙げない。「経国済民」「経世済民」と言っても、ほぼ全員が「へえへえ」言っている。

中央自動車道に乗り、都心部へ。
ある人の20周年パーティ。こういう催しは初めてなんだとか。

来賓の挨拶を、寄席のような気分で聴けば意外と楽しい催しだ。

参加していた今注目の有名人が、私の昔の物真似ビデオをレンタルビデオで借りて20回も観たのだと言う。お子さんに見せるのだという画像を、携帯カメラでカシャリ。

面白半分で行ってみただけなのに、ご挨拶を「一言」等と言われ、そういう時には喋る勇気より断る勇気を持たない私、不調法ながら喋り出すと、

「帰れっ!!」

とおじさんがやじる。

しかしそれは確信犯、ちょっとしたくすぐりで、ここで拍手、我が意をえたり。

赤坂からぶらぶら歩きながら独り言。気味悪がられた事だろう。全然やっていない落語の練習をしていたのだけれど、つい身振りも交え白目を剥いたり首を左右に振ったり。複数の一人歩きの女性が、すれ違い様にあからさまな不快感を表明していた。しかし彼女らはまだ良い。可哀想なのはすれ違う人ではなく、並歩している人達だ。変な独り言を聴かされる時間が長いから、慰謝料をあげても良いよ。一人20円ね。

気がつけば西麻布。六本木ヒルズの近くのタリーズでひと休みして、「世界バリバリバリュー」ナレーションの録音。

終われば午前2時。働いたなあ、と思ったら、単に歩いて疲れただけだったのかもしれない。